最初に出会う八雲迎賓館。
「のれん」に込めた思い


縁の結び目。
それが、「之連(のれん)」。






八雲迎賓館へ訪れた方を最初にお迎えする、のれん。
その姿に、私たちは、”縁の結び目”という意義を込めています。


式を挙げたおふたりにとって、こころのふるさとの「印」として。
この地域で、儀式をもって多くの方の信頼に応えていく「証」として。
時代の局面を超えて、人と人がつながるための新しい「鍵」として。


八雲迎賓館の「のれん」は、
隔てるのではなく、結ぶためにあります。
私たちは「のれん」を『之連』と名付け、
特別の定義を持たせています。
【之】は「行く、至る/まっすぐ歩みを進める」
【連】は「結ばれる/つながる/つづいていく」


目指すのは、歩みを進めることで、結ばれていく、続いていく、
そして、いつでも立ち返ることのできる”旗印”となることです。
だからこそ、いくつもの出会いを糸の交差に見立てた織物で生地をつくり、
同じかたちがずっと続いていく市松(格子)模様で仕上げています。
ふたつの何か(之)が(連)なって、未来へまっすぐ向かっていく物語を、
之連(のれん)を通して、私たちは守っていきたいのです。
”そこにあり続ける、こころのふるさと”として、
いつまでも変わらぬ信頼を育んでいくために。


結び、連なっていくための、之連。
人と人、時と時を結ぶ、之連。
「之」れ即ち、物語が「連」なっていく始まり。


之連
[no ren]