神前式の流れ
八雲迎賓館のブログをご覧いただきありがとうございます。デザイン戦略Divの香川です。
「友人の挙式に参加したけど、神前式?何をやっているのか分からなかった…」
なんて声を聞くことがあります。
確かに、新郎新婦様やご両家ご親族様は予め神前式の流れを知っていても、初めて参列されたゲスト様にとっては挙式中に「今は何をしているの?」と思ってしまうのも仕方がないのかなと…
そこで本日は、神前式の流れについてお伝えしたいと思います!
これから神前式を控える新郎新婦様も、このブログを通してご友人様に
「神前式ってこういう事をするんだよ!」と伝えていただければ、当日も皆様に楽しんでいただけると思います!
Q. そもそも神前式ってなに?
A. 神道(日本の宗教)の神様に対して、誓いを立てる儀式です。
八雲迎賓館では、縁結びの神様「大国主神(オオクニヌシ)様」に誓いを立てます。
では新郎新婦入場後の流れからご説明しますね!
①修祓(しゅばつ)
新郎新婦様をはじめ参列された皆様に対して、神主がお祓いを致します。
②祝詞奏上(のりとそうじょう)
斎主から神様へ「おふたりの幸せをお守りください」との願いを込めて、おふたりの結婚報告を致します。
③三々九度の盃
小・中・大、3つの大きさの盃に清酒を注ぎ、おふたりで同じ盃をそれぞれ飲み交わすことで、夫婦の契りを結びます。
④指輪交換
ふたりの誓いを目に見える印として、結婚指輪の交換をします。
⑤誓詞奉読
おふたりから神様へ、誓いの言葉を述べます。
⑥福授けの儀
斎主から「おふたりと、そしてご両家ご両親様、ゲストの皆様全員に幸せが降り注ぎますように」との思いを込めて、鈴を7回鳴らします。
⑦心入れの儀
八雲迎賓館オリジナルの儀式です!「心」の字の最後一点を、おふたりで入れていただきます。この儀式を通して「お集まりいただいたすべての方の心を結び、さらなるご縁がつながりますように」という、八雲迎賓館ならではの思いが込められております。
⑧玉串拝礼
玉串を神様の前にお供えしていただきます。
⑨扇結びの舞
おふたりの結婚を祝しまして、太鼓、篳篥(ひちりき)、神楽笛の演奏に合わせ巫女が舞を披露致します。
⑩親族固めの盃
ご両家ご親族様に清酒の入った盃をお配りしまして、ご両家が親族になったという誓いの盃を飲み干します。
⑪斎主挨拶
式が結びとなったことを神主が神様に報告いたします。
以上が神前式の流れとなります。
儀式の一つ一つをただ眺めているよりも、意味を知ってもらって参列していただいた方が、ゲストの皆様もより楽しんでいただけると思います!
ご自身でお伝えするのが難しければ、このブログをご活用くださいね!!