六輝
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、多くの方に八雲迎賓館のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございました。
本年も、八雲迎賓館スタッフ一同、皆様に様々なトピックをお伝え出来るよう努めてまいります。
本年もどうぞ八雲迎賓館のブログをよろしくお願いいたします。
さて、年末年始のお休みに入られている方も、そうでない方もいらっしゃると思います。
年末年始はイベント事が多く、我が家もクリスマスでは、サンタの格好で3歳の息子の前に登場したら、おばけと思われてずっと泣かれました。年越しカウントダウンも無事に出来て、今年も一年、辰のごとく天高くまでかけあがっていければと思います。
今回のブログでは知っているようで詳しくは分からない方も多い「六輝」についてお伝えいたします。
六輝とは現在は先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種のみで、 結婚式は大安がよい、葬式は友引を避けるなど、主に冠婚葬祭などの儀式と結びついて使用されていることが多いです。 六輝(六曜)は足利時代に中国から伝わってきた占いがもとになっていて、当時は現在の曜日のようなものだったとも言われています。
【大安】
「大いに安し」の意味で、六曜の中で最も縁起がよい日です。 もちろん、入籍日についても、文句なしにめでたい日! 「あらゆることにおいて吉」「成功に結び付く日」とされ、結婚式や入籍、結納などお祝いごとのイベントは大安を選んで行われます。
【友引】
友引(ともびき)は、もともとは「共引」という表記がされていました。 勝負ごとにおいて勝敗がつかず、ともに引き分けるという意味があります。 朝晩は吉、正午を中心に前後1時間の午前11時から午後1時までが凶です。
【先勝】
先勝には「先んずれば必ず勝つ」という意味があり、「万事において急ぐと良いことがある」とされる日です。 勝負事にも向いていて、先手必勝とも言われます。 ただし時間帯によって吉凶が変わり、午前までが吉、午後からは凶とするのが一般的な解釈です。
【先負】
先負は、「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、つまり急いで物事を進めたり、慌てたりするのはNGとされる日なんです。時間帯で言うと「午前は凶、午後は吉」とされているので、何か行動を起こすなら午後からがおすすめと言われています。
【赤口】
赤口とは六曜の一つで、暦の上で不吉とされる縁起の悪い日です。 結婚式や入籍などのお祝いごとや、事始めには避けたほうがいいとされています。 一方、通夜や告別式などの法事を行うことは特に問題ありません。 なお、一日の大半が凶ではありますが、午前11時~午後1時ごろまでは吉とされています。
【仏滅】
終日凶で、何事も控えた方が無難な日 元々は「すべてが空しい」という意味で「物滅」と記したが、転じて「仏滅」となり、「仏も滅する悪日」といわれるようになりました。 一日中が凶で、とりわけ祝い事は避けた方がいいといわれますが、「物がいったん滅び、新たに物事が始まる日なので、午後は縁起が良い」という捉え方もあります。
いかがでしたでしょうか。
それぞれに意味合いはございますが、ただ、当館にいらっしゃる新郎新婦様のお話を伺うと、そこまで気にされない方もいらっしゃいます。
せっかくの2人の記念日だからということで、日にちを選ばれる方も多くいらっしゃいます。
また、出雲大社には「いづも暦」と言う、出雲に伝わる暦もございます。「仏滅だから…」というのではなく、せっかく八雲迎賓館で挙げていただくからには、少しでもいい日となるよう、いづも暦に関してもお伝えさせていただくので、八雲迎賓館スタッフにご相談くださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。