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おせち料理

こんにちは!
デザイン戦略ディビジョンの若杉です♪
いつも八雲迎賓館のブログをご覧いただき、ありがとうございます!

急激に寒くなりましたが、体調崩されていないでしょうか。
寒い日は厚着をしてお過ごしください。
ただ、まだ暑くなる日があるようなので、体調管理にお気をつけてお過ごしください。

さて、今回はお正月に召し上がる「おせち料理」についてのお話をさせてください。

まず、おせち料理は、一般的に元日から三が日にかけて食べられるお祝い料理のことです。
とは言え、年末年始のいつ食べてもよく、大晦日に年越しそばと一緒に食べる地域や家庭も残っているそうです。
また、近年ではおせち料理以外の料理を楽しむ家庭も増えています。

おせち料理はおせち料理の「御節(おせち)」は
「お節供(せっく)」という節句を意味するところからきています。
季節の変わり目などに祝い事をする日を「節日(せちにち)」と言うそうですが、
中国が唐の時代に一年を竹のように節で区切って特別な日を「節」と呼び、日本もこれに倣ったとされています。
そして、節日に神様に供える食べ物(神饌しんせん)のことを「節供(節句)」と呼んだようです。
おせちは、この「御節供」が略されたものあるとされています。
その後、節供(節句)は「節句の日」という意味に変化していき、
江戸時代には中国から伝わった暦の上の風習のうちの五つが公的な行事として定められました。

これが五節句であり、季節の草木をもって、
1.一月七日(人日/七草の節句)
2.三月三日(上巳/桃の節句)
3.五月五日(端午/菖蒲の節句)
4.七月七日(七夕/七夕祭り)
5.九月九日(重陽/菊の節句) とされています。

このように御節(おせち)の名前の由来とされている「御節供」は
五節句の節日に神様に供えるもの(神饌しんせん)であったと考えられており、
御節(おせち)は神饌に由来しています。
また、節日には、神様に供えたもの(神饌)を家族で食する会が行われ、
それぞれの季節の節日に出された食べ物をもともとの“おせち”と言っていたようですが、
現在においては、正月料理だけを“おせち”と言うようになっています。

おせちの中身、各料理にもきちんとした“食べる意味”があります。
一般的にはそれぞれに縁起物としての意味がありますが、
様々な正月の行事と同じように、五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄などを
願う想いがおせち料理には込められています。

おせち料理の基本といえる「祝い肴三種」というものがあります。
「三つ肴(みつざかな)」とも言い、完全を意味する「三」に通じています。
関東、関西のそれぞれ「祝い肴三種」として知られるのは、
関東:黒豆・数の子・ごまめ
関西:黒豆・数の子・叩き牛蒡 とされています。
黒豆、数の子は同じですが、関東がごまめ、関西が叩き牛蒡といった相違があります。
「子孫繁栄」 数の子・ほんだわら・昆布・八つ頭
「豊作」 田作り・小肌粟漬
「健康」 黒豆
「財産」 きんとん
「魔除け・厄除け」 蒲鉾・海老

おせち料理の詰め方も迷われるところかと思いますが、
一般的なお重をご紹介いたします。

<五段重の詰め方>
・一の重 「祝い肴」数の子、黒豆、田作り、たたきごぼう など
・二の重 「口取り」「酢の物」
伊達巻き・栗きんとん・蒲鉾・酢れんこん・紅白なます など
・三の重 「焼き物」海老・鯛・鰤 など
・与の重 「煮しめ(煮物)」筑前煮・お煮しめ など
・五の重 「空(から)」 神様からの福を詰めるため、空(から)にしておきます。

<四段重の詰め方>
・一の重 「祝い肴」「口取り」
栗きんとん・蒲鉾・伊達巻き・田作り・数の子・黒豆・たたきごぼう など
・二の重 「焼き物」海老・鯛・鰤 など
・三の重 「酢の物」酢れんこん・紅白なます など
・与の重 「煮しめ(煮物)」筑前煮・お煮しめ など

<三段重の詰め方>
・一の重 「祝い肴」「口取り」
栗きんとん・蒲鉾・伊達巻き・田作り・数の子・黒豆・たたきごぼう など
・二の重 「酢の物」「焼き物」酢れんこん・紅白なます・海老・鯛・鰤 など
・三の重 「煮しめ(煮物)」筑前煮・お煮しめ など

そして、近年では、和風のおせち料理だけでなく、洋風・中華風・和洋折衷などさまざまなものがあります。
一人や少ない人数でも楽しめるようなおせちや、高級食材を詰め合わせたものなど多様化しています。
そんな中で欠かせないのは「蒲鉾」様々な種類の食材がありますが、中でも定番なのは紅白の蒲鉾でしょう。
蒲鉾は1000年以上の歴史をもち、昔は身分の高い人だけが食べられる高級な料理でした。
魚のすり身で作られているため、高タンパク・低脂質で栄養も満点です。
地域によって使用される魚の種類もさまざまで、違った味わいが楽しめます!

新しい年の始めは、たくさんの願いを込めた色とりどりの料理たちでスタートするのはいかがでしょうか。
今年も八雲迎賓館では特製おせち「スペシャリテ」を販売いたします。
近日みなさまのもとに情報公開となりますが、ぜひご期待ください!
今年も素敵なおせちとなっております☺️




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