桜の羊羹と赤ワインでマリネした苺のソルベ
皆様こんにちは!
いつも八雲迎賓館のブログをご覧いただきありがとうございます。
キッチンDivの吉田でございます。
桜の便りが各地から届く時期に入ってまいりました、今年のお花見はどこに行く予定でしょうか?
春の訪れを感じつつも花粉に悩まされる季節でもあります。
私は花粉症がひどいので毎年どうやって予防しようか考える時期でもありますが…
そんな中、楽しく春を感じてもらうために華やかな和のデザートとフレッシュな苺のソルベのデザートをご案内いたします。

今回の桜の羊羹は2層仕立てになっています、下は桜の餡を羊羹にし上には桜の花びらをしのばせたサクランボ風味の寒天でご用意いたしました。
桜の羊羹は桜の葉の塩漬けを刻み羊羹の中にいれ、寒天の中にはうっすらと舞う桜の花びらがとても素敵に演出してくれています。羊羹だけだと少し重めな雰囲気になりがちですが寒天の透明さが春らしさを感じさせてくれますね。
桜の花びらやクチナシ、カルダモン等の飾りを加え1皿のデザートとして仕上げさせていただきました。
いちご狩りがいろんなところで開催されていますが、この時期の苺はとても美味しいですよね、そんな苺を今回は赤ワインでコンポートにしてからソルベにしております。
芳醇な香りと甘酸っぱい苺の味、フレッシュな苺を使うことでぷちぷちの食感も楽しめる一品となっております。
甘いのが苦手な方にも最後まで美味しく食べて頂けると思いますので宴会等ございましたらリクエストしてみてください。

さて今回の桜の花の開花時期は、春の訪れを感じさせる風物詩として、多くの人々に親しまれています。桜の塩漬けは、桜湯や桜ご飯、桜漬けなどにも使われ、独特の風味と彩りを添えてくれます。桜の花には、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEなどのビタミン類や、ミネラル、ポリフェノールが含まれています。なかなか食べるものではございませんが、季節ものを食する事で体のバランスを整えてくれると言われています。
季節により、私たちの体が必要とする栄養素は変わっていきます。旬の物などはその時期その時期に必要な栄養素が多く含まれています。
冬には風邪を予防するビタミンCが豊富な大根やみかんが旬となり、春には新陳代謝を活発にするビタミンBが含まれたアスパラガスやタケノコが旬になります。
夏には水分補給と疲労回復に必要なミネラルが含まれたスイカやきゅうりが旬を迎えます。
季節ごとの旬の食材を意識してたべてみるとまた違う楽しみ方ができるかもしれませんね。
まだ肌寒い日が続きますが、春を感じて楽しんでいきましょう!!
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