手紙
育ってきた家を離れる今だから、結婚式で「ありがとう」の気持ちを伝えたい・・・
そんな風に思っている方は多いと思います。
一方で、大切に育ててきた息子が、娘が、巣立っていく今だからこそ、伝えたい・・・
今日は、そんなご両親様のお話をしてみたいと思います。
「少しご相談があるのですが、よろしいですか?」
結婚式を2週間後に控えたお客様の前撮りの最中、新婦様のお母様から声を掛けられました。
お話を伺うと、嫁ぐ娘に手紙を書いたのだけど、披露宴のどこかで披露できないだろうか・・・というご相談でした。
ご両親の想いが新婦様へしっかり伝わる場面はどこだろうと考え、花嫁のお手紙の後、
「お手紙返し」として、当日お母様本人にお読みいただく事になりました。
「お父さん、お母さんを親に選んでくれてありがとう・・・」そう始まったお手紙に
会場内は水を打ったような静けさに包まれ、誰もが耳を傾け涙ぐむ方もいらっしゃいました。
結婚式で「お手紙」というと、一番に新婦様のお手紙を想像されることでしょう。
今回のご両親からのお手紙で、結婚式というのはおふたりだけでなく、
親御様はじめ集まったゲストにとっても、想いを伝えることが出来る一日だと
改めて感じることが出来ました。
大切なだれかに、「ありがとう」・「おめでとう」の気持ちを伝えたいとき
そんな時は、ぜひ八雲迎賓館へご相談ください。