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あなたの「家紋」知っていますか?

2019.12.20

日頃より八雲迎賓館のブログをご覧いただきありがとうございます。

あっという間に2019年も残りわずかとなりました。
この一年、平成から令和に代わり、消費税率が改定されるなど、本当に色々なことがありました。
私自身もこの一年、お客様の結婚式をお手伝いする中で、沢山の心打たれるシーンに出会い、そして様々なアイテムを目にしました。

そんな中、先日の結婚式では家紋入りのタペストリーが飾られていました。
最近は招待状や席次表などのペーパーアイテム等に家紋を入れる方も増えてきましたが、
とにかく大きなその家紋のタペストリーは、ご両家のご列席者だけでなく、ご来館いただいたお客様皆様の目を引き付けておりました

ところで・・・
皆さまはご自分のお家の「家紋」をご存知でしょうか?
時代劇:水戸黄門で「この紋所が目に入らぬか〜」と格さんが出す印籠に描かれているのがまさに「家紋」です。(ちょっと古くて歳がばれますね;笑)

諸説あるようですが、少し調べてみたところ、家紋は、奈良・平安時代に、朝廷に仕える貴族(公家)たちが、自分の好みの「文様」を装飾としてあしらった衣服や家具を使うようになり、このことが家紋の生まれる一つのきっかけになりました。

一方、武家は「源平藤橘:げんぺいとうきつ」と呼ばれる源氏・平氏・藤原氏・橘氏といった強力な氏族が最も名をはせていた時代が起こりと言われ、公家と違い、戦うことが生業でしたので家紋が広がる理由も「戦」にまつわる合理的な理由からだったようです。

敵と味方を区別する必要があるため、その目印として家紋が広がっていったといわれているようです。
江戸時代に入ると、士農工商という身分が明確に分けられていた階級社会があった為、家紋の用途は相手の身分や家格に応じて、自分や家族の身なりを正すためであったり、家の格式を他人に示したりする、相手の身分を確認したり示したりするといった目的に変化していったようです。

 

また、家紋は国の制度で管理されないため、自分が家紋を知らないとその先の子孫に引き継がれず途切れてしまうことになるようです。

私の周りにも「家紋」を知らない。とか、我が家には「家紋」がないなんて言っている人がいますが、きっと皆さん自分のお家の「家紋」を知らないだけではないでしょうか。
ちなみに我が家は「剣片喰」と言われる模様で、母に作ってもらった色留袖にもこの家紋が入っておりました。
このブログをご覧になって頂いたのをきっかけに、ご自身のお家の家紋に興味をお持ちいただけましたら幸いです。




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