結婚式でタキシードを着る新郎が手に持つ白いグローブ。
和装を着る新郎が持つ白扇。
それらにはひとつひとつ意味が込められています。

まずはなぜ白い手袋を持つのか。

白い手袋には「今日は戦いはしません」という意味があります。

大昔の男性は、右手に剣、左手に盾を持っていました。
グローブはその剣の代わりだと言われており、
「今日はおめでたい席なので、拳銃や武器はもちませんよ。」という意味で
必ず右手に白い手袋を持つのです。

また新郎衣裳ではベルトではなく、サスペンダーを使用します。
その理由として、ベルトはビジネスやカジュアルアイテムであることの他に、
昔の軍服で使用されており人を攻撃する際に使用されていたこともあることから
結婚式では相応しくないと考えられているそうです。

また、羽織袴のときには、右手に白扇を持ちますが、
その白い扇子にも同じく「今日は刀はもちません」という意味があります。
そして刀をさす帯の位置に、白扇をさすのです。

何気なく身につけていた小物にもひとつひとつ意味があります。
一つ一つの意味を理解して結婚式を行うことで、
より一層身が引き締まり、想いが詰まった素敵な結婚式になること間違いなしです😌