和婚には欠かせない和装は様々な技法によって模様が描かれています。今回はそのうちの4つの技法をご紹介したいと思います。

染(そめ)

白生地を織ってから、後で染めて描く方法
染の特徴は手触りが良く、柔らかい感触があります。軽さもあり体にフィットするようなシルエットも特徴です。

織り(おり)

先に糸を染めてから、織り上げて模様を出す方法
色打掛の中で1番人気な織りの色打掛は先ほど紹介した染のような柔らかい手触りではなく、固めの手触りで重厚感のある豪華さがでるので華やかな印象にしたい方におすすめです。

刺繍(ししゅう)

ひと針ひと針丁寧に柄を描きだす刺繍は立体感があり、近くでみるとより繊細さが伝わります。

金彩加工(きんさいかこう)

金加工とも呼ばれ、染め上がった生地に金や銀の箔や金粉などを接着加工して装飾する技法
友禅に豪華さや高級感をプラスしてくれる金彩加工は古くから受け継がれる伝統的な技法です。

どの技法も熟練の職人技が光る貴重なものになっております。是非1度試着して頂いて着心地や繊細な職人技を直接見て、和装選びの参考にして頂けたらなと思います。